ドイツ首相がアメリカ大統領を批判
11月 12, 2018 19:42 Asia/Tokyo
ドイツのメルケル首相が、アメリカのトランプ大統領の、一方的な政策と多国間協力を否定する姿勢を批判しました。
AP通信によりますと、メルケル首相は11日日曜、トランプ大統領の一方的な政策を批判し、国際協力を呼びかけ、「世界中でこれ以上戦争が続くべきではない」と語りました。
フランス・パリで行われた平和記念式典で演説を行ったメルケル首相は、思慮の浅い一国主義と、EUにとってのその危険性について警鐘を鳴らしました。
メルケル首相とフランスのマクロン大統領は、3日間に渡る多国間主義に向けた平和記念式典の開会に立ち会いました。
マクロン大統領もこの式典で、「世界の安定は、一国主義や人種差別主義に脅かされており、経済問題や環境問題、移民問題に直面している」と語りました。
第1次世界大戦の終戦を記念するこの式典は、世界各国の首脳が出席する中、フランス・パリで開催されました。
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