ユニセフが、国際社会にロヒンギャ族イスラム教徒の状況への注目を要請
1月 31, 2019 20:42 Asia/Tokyo
ユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長が国際社会に対し、ミャンマーにおけるロヒンギャ族のイスラム教徒の子供の苦境に注目するよう求めました。
イスナー通信によりますと、フォア事務局長はミャンマー西部ラカイン州でのロヒンギャ族イスラム教徒の苦悩ぶりについて触れ、「ミャンマー政府は、早急にラカイン州の母子支援計画を実施し、彼らが暴力のない平和な生活ができるような下地を整える必要がある」と語っています。
また、バングラデシュのキャンプにおける難民の子供の由々しき事態や危機的状況を強調し、これらの難民の安全かつ自発的な帰国に向けた措置を講じ、彼らの権利を尊重するよう求めました。
2017年8月25日以来、ラカイン州ではロヒンギャ族イスラム教徒に対する、同国の政府軍や過激派仏教徒の攻撃により、6000人以上のイスラム教徒が死亡、8000人が負傷したほか、およそ100万人が隣国のバングラデシュに避難しています。
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