アメリカが、対北朝鮮制裁の強化を示唆

3月 06, 2019 20:52 Asia/Tokyo

アメリカのボルトン大統領補佐官が、北朝鮮に対する制裁を強化する可能性があることを明らかにしました。

ロイター通信によりますと、ボルトン補佐官は、「北朝鮮が核兵器廃棄に向かって行動しなければ、アメリカは北朝鮮に対する制裁の強化を追求するだろう」と語りました。

一方で、韓国のムン・ジェイン大統領は５日火曜、「韓国は、朝鮮半島の非核化と平和実現に向けて全力を尽くす」と述べました。

また、「南北朝鮮の人々が、もはや朝鮮半島内でのミサイル発射を目にすることのないよう希望する」と語っています。

キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と、トランプ米大統領は昨年６月１２日、シンガポールで歴史的な米朝首脳会談に臨み、合意文書に署名しました。

この文書は北朝鮮には核兵器の廃棄を、アメリカには北朝鮮の安全を保障することを義務付ける内容でした。

この両者による第２回米朝首脳会談は、先月２７、２８日にベトナム・ハノイで開催されましたが、協議は物別れに終わり、予定されていた日程を繰り上げて終了しています。

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