EU、「EU離脱延期に関するイギリスの決定待ち」
3月 13, 2019 21:47 Asia/Tokyo
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EU離脱
イギリスのEU離脱交渉でEU側の責任者を務める、欧州委員会のバルニエ首席交渉官が、「EUは、イギリスのEU離脱延期に関して決定を下す前に、イギリスの選択を待っている」と語りました。
ロイター通信によりますと、バルニエ主席交渉官は13日水曜、「EUは、イギリスの合意なきEU離脱(ブレグジット)に向けた用意がある」とし、「この行き詰まりを打開する道を見出す責任はイギリスにある」と述べました。
ピエール・モスコビッチEU経済問題委員長も、「今月29日までは、ブレグジットに関する協議はないだろう。それは、イギリスが最後のチャンスを活用しているからだ」としました。
イギリス下院議員らは12日火曜、イギリス政府とEUの間のブレグジット実施合意に、2度目の反対票を投じました。
このときの採決は新たな修正合意に関するもので、それによればEUとイギリスは北アイルランドとの間に物理的な国境を設けないことで合意し、それにより欧州税関連合からのイギリスの離脱の下地を2020年までに整えようとしています。
イギリス議会は、これに先立ち今年1月15日にEUとイギリスの合意を拒否しました。
当初の計画では、イギリス政府は今月29日までにEUを離脱することになっていました。
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