シリア国連大使、「ゴラン高原に関するアメリカの行動は違法」
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シリアのジャアファリ国連大使
シリアのジャアファリ国連大使は22日金曜、記者会見の中で、「ゴラン高原に関するトランプ米大統領の表明は、ゴラン高原がシリアの領土であるという事実を捻じ曲げることはできない」としました。
アルアーラムチャンネルによりますと、ジャアファリ国連大使は、「アメリカ政府には、占領されたシリア領ゴラン高原の主権を決定する権利は一切ない」と強調しました。
ジャアファリ大使はまた、国連加盟国や安保理理事国に対し、トランプ大統領の表明を非難し、国連の原則や国際的な決議維持に向け具体的な歩みを踏む出すよう求めると同時に、「ゴラン高原に関するアメリカのあらゆる行動は違法であり、価値を欠くものだ」と批判しました。
アメリカのトランプ大統領は21日木曜、ツイッターで、「イスラエルがゴラン高原を完全に占領してから52年が経過した今、アメリカが、ゴラン高原に対するイスラエルの主権を正式に認める時が来た」と表明しました。
これに関して、国連のファルハン・ハク事務総長副報道官は同日、トランプ大統領のこの表明に反論し、「我々は、国連の全ての決議、特にシリアのゴラン高原に関する全ての決議を遵守する」としました。
また、アラブ連盟事務局長も、「シリアのゴラン高原に対しイスラエルの主権を承認することは、合法性を欠いている」と指摘しました。
EU外務・安全保障政策上級代表の報道官も21日、「EUは、ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めない」と表明しています。
シオニスト政権イスラエルは1967年、シリアの領土であるゴラン高原のおよそ1200㎢の土地を占領、その後併合しました。
しかし、国連安保理はこの土地を占領された土地とみなしており、国際社会もイスラエルの主権を認めていません。
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