米中貿易交渉がまたも決裂
May 28, 2019 18:03 Asia/Tokyo
中国外務省の陸慷(りく・こう)報道官が、同国とアメリカの貿易交渉が決裂したことを明らかにしました。
中国・新華社通信が28日火曜、報じたところによりますと、陸報道官は北京で記者会見し、「このたびの交渉が決裂した原因は、わが国に対するアメリカの過剰な要求や非論理的な圧力にある」と語っています。
また、「米中貿易交渉が成果にいたるのは、それが相互間の信頼や尊重、利益にそったものとなる場合のみだ」と述べました。
さらに、「中国の立場は常に、米中間をはじめとする各国間の対立を協議により解決することである。だが、アメリカのトランプ大統領は日本において、中国との通商合意の用意がないと述べた」としています。
アメリカは最近、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税を25%に引き上げており、さらに、3250億ドル相当の中国製品にもこの割合での関税を賦課しようとしています。
アメリカのこの行動に対し、中国も報復措置としてアメリカ製品600億ドル相当分に対する関税を最大25%に引き上げました。
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