米紙、「アメリカの銃器による殺人件数は世界最多」

アメリカの新聞ニューヨークタイムズが、「アメリカは、世界で銃器による殺人件数が最も多い国」と報じました。

ニューヨークタイムズは、少なくとも１２人の死者を出したアメリカ・バージニア州での銃撃事件に反応し、「アメリカ国民全体で、少なくとも３億丁以上の銃器を所持している。これはアメリカ人１人当たりおよそ１丁の銃器が存在する計算で、加えてアメリカが世界で最も銃犯罪による死亡者の多い国となっている」と伝えました。

３１日金曜、バージニア州バージニアビーチ市で発生した銃撃事件により、少なくとも１２人が死亡、６人が負傷しました。

ニューヨークタイムズはまた、世界の先進１０カ国の状況とアメリカを比較したグラフを掲載し、これによればアメリカ国内に出回る個人用武器は、カナダよりも６倍も殺傷力が高いということです。

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