米国評論家、「タンカー攻撃は、ISIS、サウジ、UAEの仕業」
6月 16, 2019 19:48 Asia/Tokyo
-
オマーン海での船舶火災
アメリカの評論家Anthony Cordesman氏が、オマーン海でのタンカー攻撃はテロ組織ISIS、サウジアラビア、アラブ首長国連邦によって行われた可能性があるとしました。
13日木曜朝、オマーン海を航行中のタンカー2隻が相次いで出火しました。
事故直後、イランの港湾航行機関の救助部隊は2隻の船の乗組員救助に向かい、乗組員全員をイラン南部のジャースク港に移送しました。
イランのラビーイー報道官は同日、地域諸国に対し、地域の情勢不安から利益を得ようとする者たちの罠に注目するよう警告しました。
アメリカは13日木曜、低画質の白黒画像を公開しました。この中で、オマーン海で出火したタンカー2隻のうち、パナマ船籍のタンカーKokuka curageousにイランの監視船が近づいて横付けする様子が見られます。アメリカはこの監視船の乗組員らは、不発の水雷を船体から取り除き、自分たちが事件に関与した証拠を隠そうとしていたと主張しました。
Cordesman氏は、米紙ニューズウィークのインタビューに応じ、ISISがイランとアメリカを敵対させる目的で攻撃を行ったと見られるとの見解を示しました。また、サウジアラビアとUAEアラブ首長国連邦もイランへの圧力を高める事件を工作する可能性もある」と指摘しています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
タグ