ドイツが、同国内への米核兵器の配備を懸念
6月 24, 2019 18:45 Asia/Tokyo
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ラムシュタイン空軍基地
ドイツが、国内にある米軍基地にアメリカの核兵器が配備される可能性を懸念しています。
ロシア・スプートニク通信が24日月曜、報じたところによりますと、ドイツ人活動家らは、同国南西部にあるラムシュタイン空軍基地前で、同基地にアメリカの核兵器が配備されることで予想される問題に1週間に渡り抗議行動を実施することを決定しました。
今年で5年連続となるこの抗議集会を企画したドイツ人弁護士は、「23~30日にラムシュタイン基地に集結し、大規模な抗議行動を実施する」と話しています。
また、このドイツ人弁護士によれば、ラムシュタイン基地には、核兵器配備に適した技術的な可能性がまだ残されていることから、ヨーロッパでの核兵器の配備先がラムシュタイン基地となる可能性が非常に高いということです。
今回の抗議行動の参加者には一部政治家も含まれ、参加者は政府関係者の承認なしに、例年通りこの基地を取り囲み、1週間基地にとどまり、さらには国際会議や平和式典を開催することを検討しています。
ラムシュタインにあるアメリカおよびNATO北大西洋条約機構の空軍基地には、1万5000人の兵士のほか、3万人の民間の専門家がいます。
ラムシュタイン基地は、ドイツ国内に2ヵ所ある米軍基地の1つで、核弾頭が配備される可能性があるとされています。
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