イギリス外相が米大統領の発言に強く反論

7月 10, 2019 14:54 Asia/Tokyo

イギリスとアメリカの政府関係者の間の舌戦が最高潮に達すると同時に、イギリスのハント外相が「既に辞任が決まっている我が国メイ首相に対するトランプ米大統領の発言は、誠に恥ずべきものだ」と語りました。

イルナー通信によりますと、ハント外相は９日火曜、ツイッター上で、イギリス与党保守党党首を既に辞任しているメイ首相に対するトランプ大統領の発言を恥ずべき誤ったものだとし、英米間の外交関係における相互尊重を求めました。

トランプ大統領は、ツイッターでメイ首相を強く批判し、メイ首相の任期が終了することを喜ばしいと表現、イギリスのＥＵ離脱に向けたメイ首相の行動を愚鈍なものだとしています。

メイ首相をトランプ大統領が言葉で攻撃するようになったのは、英紙デイリーメールが今月７日、駐ワシントン英大使とメイ首相の事務所の間でやり取りされた機密文書を入手し、この中でイギリス大使が「トランプ大統領は論理に欠け、移り気で無能な指導者」としていることが発覚した後のことです。

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