米元国防長官、「トランプ大統領によるイラン核関連の主張は虚言」
(last modified Sun, 14 Jul 2019 19:00:09 GMT )
7月 15, 2019 04:00 Asia/Tokyo
  • ウィリアム・ペリー氏
    ウィリアム・ペリー氏

アメリカのクリントン政権時代に国防長官を務めたウィリアム・ペリー氏が、「イランで秘密裏にウラン濃縮がなされていたとする、トランプ米大統領の主張は虚言だ」と語りました。

ファールス通信によりますと、ペリー氏はツイッター上で、トランプ大統領の「イランは秘密裏にウラン濃縮を行っていた」とする主張に反論し、「これらはすべて嘘だ」と述べました。

ペリー氏は、1977~97年、米国防総省の様々なポストを歴任し、1994~97年に国防長官を務めました。

トランプ大統領は最近、ツイッター上で「イランはかなり前から、秘密裏に核合意に完全に違反する形で、ウラン濃縮を行ってきていた」と主張しています。

複数のメディアは、トランプ大統領が「イランは合意成立以前に合意違反を犯していた」と常軌を逸した主張を行っていることを揶揄し、笑止の沙汰と一蹴しています。

 

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