INSTEX新長官、「ヨーロッパは、核合意の責務を遵守すべし」
7月 31, 2019 19:38 Asia/Tokyo
イランとの円滑な金融取引のための特別目的事業体(SPV)である「貿易取引支援機関(Instrument for Supporting Trade Exchanges:INSTEX)」の Bernd Erbel新長官が、ヨーロッパ側に核合意が定める責務履行を求めました。
Bernd Erbel新長官は、ドイツのニュースサイトKenfmのインタビューにおいて、「イランの力は非常に強く、いかなる勢力や国もこれを征服できない」と語りました。
また、「イランのミサイル実験は、国連決議に違反しない」と述べました。
Bernd Erbel長官は、シオニスト政権イスラエルが常に、「イランは秘密裏に核爆弾を獲得をめざしている」と表明している一方で、自身がNPT核兵器不拡散条約に非加盟であることを指摘しています。
ドイツ外務省は、 Bernd Erbel長官が選出された目的は、INSTEXのより現実的な運用であるとしています。
同長官は、駐イランドイツ大使を務めたこともあり、来月1日木曜からINSTEXの新長官に着任します。
イラン政府関係者は常々、ヨーロッパ側が核合意の責務を履行するよう求めています。
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