カシミール地方で治安上の制限措置が継続
9月 04, 2019 19:18 Asia/Tokyo
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カシミール地方で治安上の制限措置が継続
情報筋が、インドの実効支配下にあるカシミール地方で治安上の制限措置が現在も続いていることを明らかにしました。
インドの新聞ザ・ヒンドゥは4日水曜、「インド議会により、カシミール地方の自治権が撤廃されてからおよそ1ヶ月が経つが、地域の情勢は正常に戻っておらず、様々な制限や厳しい治安統制が敷かれている」と報じました。
この報道によれば、カシミール地方では官公庁や商業施設、市場、学校などの活動も非常に制限されているということです。
カシミール地方の自治権が撤廃された後、この地域では抗議行動中に16人の民間人がインド軍により殺害され、460人が負傷しています。
インド治安部隊は、これまでの1ヶ月でカシミール地方の指導者らを含む1135人を逮捕し、31軒の民家を破壊しました。
約一カ月前、インド議会がカシミール地方の自治権を撤廃したことから、インド政府支配下のカシミール地方の情勢はより厳しさを増し、一方ヒンドゥー教徒にとっては移住や土地の売買が容易になる事態をもたらしています。
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