4月 06, 2016 21:48 Asia/Tokyo
  • ミンスクグループ、ナゴルノカラバフの停戦遵守を強調

欧州安保協力機構のミンスクグループが、ナゴルノカラバフで宣言された停戦の完全な遵守を求めました。

フランス通信がオーストリアのウィーンから伝えたところによりますと、ナゴルノカラバフ問題の解決を目指して欧州安保協力機構内で結成されたミンスクグループは、5日火曜、アルメニアとアゼルバイジャンの政府に対して、ナゴルノカラバフでの停戦を遵守するよう求めました。

ミンスクグループの最終声明によれば、このグループの代表が、数日以内にアルメニア、アゼルバイジャン、ナゴルノカラバフを訪問することになっています。アメリカ、フランス、ロシアがこの会議を主導しています。

欧州安保協力機構の今期議長をつとめるドイツのシュタインマイヤー外務大臣は、ナゴルノカラバフでの敵対の停止を期待できるものだとし、「この機関は地域での緊張と情勢不安の拡大を防ぐために努力する」と強調しました。

アゼルバイジャンとアルメニアの間のナゴルノカラバフでの新たな衝突は、1日金曜から始まり、これまで64人が死亡しています。ミンスクグループは1992年、この問題の平和的解決を見出すために結成されました。

タグ