フランスで、「黄色いベスト」運動が弾圧(動画)
9月 08, 2019 18:06 Asia/Tokyo
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「黄色いベスト」運動
フランスのパリをはじめとする各都市で7日土曜、反政府運動の「黄色ベスト」運動の参加者と警察隊が衝突しました。
IRIB通信によりますと、フランス各地では治安部隊が「黄色いベスト」運動の参加者に対処し、警棒や催涙ガスを使用して取り締まりに当たりました。
昨年から通算43回目となった今回のこの抗議行動での逮捕者数は、まだ明らかにされていません。
フランスでは、昨年11月17日以来毎週土曜日に、同国の政策に反対する「黄色いベスト」運動と称する市民デモが開催されています。
この抗議行動の中で、これまでに10人以上が死亡、およそ1万4000人の負傷者と逮捕者が出ています。
この抗議行動は当初、特に燃料税に関するフランスのマクロン大統領の政策への抗議として始まりましたが、次第に政治色を帯びてきています。
この運動の参加者は、自らを黄色いベストと称し、マクロン大統領の政策が市民を逼迫していると主張し、マクロン大統領の辞任を求めています。
フランスの世論調査会社オドクサが、同国のラジオおよび新聞ル・フィガロ向けに行った調査によれば、フランス国民全体の4分の3が、マクロン大統領の行動に満足していないことがわかっています。
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