ナイジェリア・イスラム運動、「指導者ザクザキ師は重態」
10月 15, 2019 19:25 Asia/Tokyo
ナイジェリア・イスラム運動が、同運動の指導者ザクザキ師が長期間の身柄拘束により重態に陥っていることを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、ナイジェリア・イスラム運動はツイッター上のメッセージにおいて、「ザクザキ師の容態は、違法な身柄拘束から1401日が経過した現在、懸念すべき状態に陥っている」と表明しています。
ザクザキ師の息子ムハンマド・ザクザキ氏は今年7月6日、ザクザキ師が毒物を摂取させられ、様態が思わしくないことを明らかにしていました。
ザクザキ師負債は2015年12月13日、ナイジェリア・ザリア市内の宗教施設に対する政府軍の攻撃で逮捕されており、このときには同国のシーア派教徒数百人が殉教しています。
ナイジェリア国内外の圧力、大規模な抗議を受け、同国の裁判所はついに今年8月、ザクザキ師夫妻に治療のためのインドへの渡航を許可しました。
しかし、インド訪問で同行していた護衛が現地でトラブルを起こし、ザクザキ師夫妻は2日間のインド滞在後、治療を受けることなくナイジェリアに帰国しています。
ナイジェリアイスラム運動はこれに先立ち、「ナイジェリア政府はザクザキ師暗殺を狙い、毒殺など様々な陰謀を試みた」と表明しています。
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