フランスで、イスラム教徒女性の被り物ヘジャーブを禁止する法案が可決
10月 31, 2019 16:44 Asia/Tokyo
フランス上院が、イスラム教徒の女性の特有の被り物ヘジャーブを着用した母親に対し、同国の学校の校外活動に参加する子どもへの同伴を禁じる法案を可決しました。
ユーロニュースによりますと、この法案はフランスの極右政党「共和国運動」の議員らが提案したもので、30日水曜、フランス上院にて賛成163票、反対114票、棄権40票で可決されました。
この法案によれば、児童生徒の母親はヘジャーブを外した場合にのみ、学校外の子どもの特別活動に同伴できることになります。
フランスのジャン=ミシェル・ブランケール国民教育・青少年大臣は、この法案への強い反対派の1人です。
フランスには、ヨーロッパ最大のイスラム教徒のコミュニティーが存在します。
フランスではこの数ヶ月間で、国内のイスラム教徒に対する政府の一連の厳しい制限措置が激増しています。
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