複数の人権機関が、イギリスでの犯罪者への拷問・殺害をめぐり提訴
11月 07, 2019 19:12 Asia/Tokyo
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イギリスの国旗
イギリスでの犯罪者への拷問や殺害、拉致を理由とした、同国政府を相手方とする4つの人権機関の訴訟の第1回の審理が実施されました。
イギリスの新聞デイリーメールは、「今回の訴訟は、イギリスの諜報機関MI5の法規で人間の拉致や拷問、殺害が許可されている事実が発覚した後に起こされた」と報じています。
今回の訴訟の原告は、プライバシー・インターナショナル、リブリーブ、公正委員会(Committee on the Administration of Justice)、およびPat Finucane Centreの4つの国際人権機関です。
これらの人権機関は、「少なくとも1990年以降、MI5では政府の機密許可により違法な活動が通常化し、イギリス議会もこの違法な措置を知らないかのように振舞っている」と表明しています。
4日間かかると見られる今回の裁判の初日に、原告側は「イギリスの治安サービス機関は一部の人物を雇い入れ、拉致や拷問、殺害といった違法な犯罪行為に手を出している」と語りました。
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