香港警察が、抗議者に警告
11月 19, 2019 17:45 Asia/Tokyo
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香港での騒乱
香港警察が同地区の抗議者らに対し、殺傷兵器を使用し暴力行為に出た場合には彼らに対し戦闘用銃弾を使用するとして警告しました。
ロイター通信が、香港から報じたところによりますと、香港では反体制デモでの暴力や衝突が激化した後、警察が18日月曜、「特に大学をはじめとする場所での新たな衝突の発生、並びに抗議者が火炎弾を使用しこれが警察官1名の負傷につながったことに伴い、必要な場合には、戦闘用実弾を使用し武力行使に訴える」と発表しました。
香港での抗議者らは、「中国政府は、1997年に香港がイギリスから中国に返還された際に保障していた自由を脅かしている、だが、今ではあらゆる干渉を否定し、香港での騒乱の原因を外国勢力の波及だとしている」と表明しています。
中国はこれまでに何度も、香港での抗議者の要求には一切応じず、断固として対処するとしています。
アメリカとイギリスはこの問題を手段として利用し、香港での抗議行動を扇動、助長しています。
香港では、およそ5ヶ月前に中国本土への容疑者の引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案が出されたときから、これに対する抗議行動により情勢不安が発生しています。
香港は、1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されました。
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