フランス政府、国内の大規模な抗議行動に無関心
12月 09, 2019 18:31 Asia/Tokyo
フランス政府が、同国全土で一斉に抗議行動やストライキが継続されているのをよそに、年金制度改正関連計画の施行を決定しました。
ロイター通信によりますと、エドゥアール・フィリップ仏首相は8日日曜、最近の抗議行動に関する仏大統領府内での緊急会合の終了に当たり、反対派・野党に警告し、「政府はこの計画の完全実施を決定している。今これを政府が実行しなければ、将来の首脳らはより厳しい決行を迫られるだろう」と述べました。
仏政府は、先週から年金受給者への年金支払いシステム改正案を提起していました。
この改正案が出された今月5日以降、仏国内では大規模な反対の声が上がっています。
この年金制度改正法案では、年金支給年齢の引き上げに加え、支給額の引き下げ、公共サービス・教育分野での人員調整などが見込まれています。
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