欧州の大半の企業が、EUでの腐敗蔓延に不満
12月 10, 2019 21:23 Asia/Tokyo
世論調査の結果、ヨーロッパの大多数の企業が、自国とEUにおける腐敗の拡大について不満を持つことが判明しました。
ドイツの国際放送ドイチェ・ヴェレの報道によりますと、欧州委員会の依頼により実施された、ユーロバロメーター(EU世論調査)の結果、ヨーロッパにある企業のうち平均して3社に2社が自国に腐敗が広まっていると感じていることがわかりました。
この調査では、ドイツの腐敗値が平均を大きく下回っており、最も腐敗が少ないと感じているのは、スェーデン、デンマーク、ルクセンブルグの各国となっています。
また、ルーマニア、ギリシア、ポルトガル、クロアチア、イタリア、スロバキアでの数値が特に高くなっており、これらの国々では少なくとも10社のうち9社が自国に腐敗が広まっていると感じています。ルーマニアでは97パーセント、ギリシアでは95パーセントが腐敗の拡大を感じている結果となっています。
欧州委員会は今年7月、資金洗浄を取り締まる法規のより徹底した実施をEU加盟国に対して求めました。
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