フランス政府、年金制度改革法案に固執
12月 10, 2019 21:32 Asia/Tokyo
フランス全土で続くストライキが9日、5日目に入りましたが、フランス政府は依然として年金制度改革を進めようとしています。
ロイター通信によりますと、フランスのマクロン大統領は9日月曜、デルヴォワ年金高等弁務官・連帯・保険大臣付代表とストライキ収束に向けた協議を行いました。
この報道では、「この状況にあっても、マクロン政権は年金改革において後退の兆候を見せない。エドゥアール・フィリップ首相は11日水曜にも、年金改革案を通達する予定である」とされています。
フィリップ首相は、先進国の中でもフランスの年金制度は最も寛大な制度のひとつであるとして、この改革の実施に対する強い意志を強調しました。
フランス政府は財政赤字を補うため、定年延長や年金額の減額を盛り込んだ年金制度改革を実施しようとしています。
この政府の政策に反発して先日からフランス全土でデモやストライキが行われており、公務員・非公務員を問わず何百万人もの労働者が呼びかけに応じて参加しています。
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