中国初の国産空母「山東」が就役
12月 18, 2019 15:12 Asia/Tokyo
-
中国初の国産空母「山東」
中国国防省が、同国人民解放軍海軍に中国初の国産空母「山東」が就役したことを明らかにしました。
ファールス通信によりますと、中国国防省は17日火曜、「わが国初の国産空母が正式に活動を開始し、その初の任務として南シナ海にある基地に配備された」と発表しました。
この空母の構造や技術上の詳細は明らかにされていませんが、中国政府はこの空母の建造に当たって、ウクライナから買い入れ中国で改造された旧ソ連製の中古の空母を改造した経験が活用されていると説明しています。
ロイター通信は、「この空母の就役は、中国指導部が掲げる"世界一流の海軍建設”を国内外に示すための、中国軍の最新鋭化におけるもう1つの大きな足がかり」とし、「この計画は、習近平中国国家主席の直接指揮の下に実施されている。ステルス戦闘機や対衛星ミサイルにいたるまで幅広い装備が含まれている」と報じました。
この空母の名称「山東」は、同空母が昨年、初の試験進水に臨んだ山東省にちなんで命名されました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ