フランスで、スト継続により休暇旅行客数万人に影響
(last modified Thu, 26 Dec 2019 10:00:10 GMT )
12月 26, 2019 19:00 Asia/Tokyo
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    フランスで、スト継続により休暇旅行客数万人に影響

フランスで、年末年始休暇の開始を前に、全国規模のストライキの続行により数万人の旅行客に影響が出ています。

IRIB通信によりますと、フランスで全国規模のストライキが早くも4週目に突入したことから、国営鉄道局は、同局による鉄道の運行の40%が運休となっていることを明らかにしました。

フランスでは今月5日、多数の教職員や鉄道関係の職員、病院のスタッフ、そのほかの労働者らが、マクロン政権による年金制度改革を不服として、国内で過去数十年で最大規模となるゼネストを開始しました。

しかし、フランス政府は依然として年金制度の改正案の完全実施の決定を変えていません。

一方、スト参加者らは来月もストを継続する意向です。

フランス政府はさらに、昨年11月中旬から現在までの1年以上にわたって、資本主義体制に反対して(毎週)実施される「黄色いベスト」運動デモにも直面しています。

フランスではこの抗議デモにより、これまでに少なくとも11人が死亡したほか、およそ1万4000人の逮捕者や負傷者が出ています。

この運動は当初、燃料税の引き上げを中心としたマクロン大統領の経済政策への抗議行動として始まりましたが、その後急速に政治色を帯びてきました。

この運動の参加者らは「黄色いベスト」と自称し、マクロン大統領の政策がフランス市民の生活を圧迫しているとして、同大統領の辞任を求めています。

フランスの世論調査機関(調査会社)オドクサが、同国の新聞ル・フィガロおよび、フランスのラジオ局フランス・アンフォに委託されて行った最近の調査によれば、フランス国民全体の75%がマクロン大統領の行動に不満を持っているということです

 

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