米大統領、米中貿易合意の署名日程を発表

1月 01, 2020 15:41 Asia/Tokyo

アメリカのトランプ大統領は、米中貿易合意の第一段階が近く正式に署名されることを明らかにしました。

ファールス通信によりますと、トランプ大統領は３１日火曜、ツイッター上で「2020年１月１５日にホワイトハウスにおいて、米中貿易合意の正式文書に署名がなされる予定だ」と語りました。

また、「別の日に私は北京におもむく。そこで第二段階の交渉が始まるだろう」と続けました。

米中は1年以上にわたり、貿易分野での緊張関係を続けた後、2019年１２月初旬にようやく貿易交渉の第一段階で合意しました。

今回の合意では、米国が中国製品の関税を引き下げ、対する中国も米国からの輸入量を大きく引き上げることになっています。

中国は、とうもろこし、小麦、自動車と自動車部品等の米国からの輸入品に対し、追加関税を課す予定でした。しかし貿易交渉の第一段階合意が伝えられ、その後この措置は暫定的に停止されていました。

中国政府は、他の輸入品目の関税については、次の交渉がまとまるまで撤廃することはないと発表しています。

トランプ大統領は貿易交渉の第二段階がまもなく始まると宣言しましたが、中国側は交渉開始は第一段階の合意内容がどのように実行されるかにかかっているとして慎重な姿勢を崩していません。

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