ユネスコが、イランの文化遺産に対する米の脅迫に反論
(last modified Tue, 07 Jan 2020 08:25:30 GMT )
1月 07, 2020 17:25 Asia/Tokyo
  • ユネスコ
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ユネスコが、イランの文化・歴史的場所への攻撃を示唆したアメリカのトランプ大統領の表明に反論し、アメリカは人類の文化遺産を守る義務があるとしました。

ロイター通信によりますと、ユネスコは6日月曜、イランの文化遺産を標的にするとしたトランプ大統領の脅迫に反応を示し、「米議会でも可決された、武力紛争の際の文化財の保護に関する1954年の条約と1972年の条約に照らし、これらの条約の締約国は、他国の文化遺産に弊害を及ぼす可能性のある故意的な行動に出てはならない」とされています。

トランプ大統領は5日日曜、「もしイランが同国のソレイマーニー司令官の暗殺に報復すれば、アメリカはイランの52箇所の重要な文化財を攻撃する」と示唆しています。

このトランプ大統領の表明は、世界からの批判を招いています。

イギリス首相報道官は6日月曜、トランプ大統領の脅迫に触れ、「各国の文化財の破壊を阻止する国際条約が存在する」としました。

 

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