イギリス首相が、イラン・米間の緊張緩和を強調
1月 15, 2020 05:17 Asia/Tokyo
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ジョンソン首相
イギリスのジョンソン首相が、イランとアメリカの間の緊張緩和の必要性を強調しました。
ジョンソン首相は14日火曜、BBCのインタビューで、イランに対するアメリカの敵対行為には触れず、アメリカとイランの間の緊張に関して、「最も重要な問題は、西アジア地域での緊張が高まらないよう緊張を緩和することだ」と述べています。
また、「イギリス政府は、イランとアメリカの衝突を目にしたくない」と語りました。
さらに、既に崩壊したに等しい核合意に代わる新たな合意を支持しています。
こうした表明がなされる一方で、イギリスとそのほかのヨーロッパ諸国はこれまでに何度も、イラン核問題において唯一効果的な手段が現行の核合意の存続であることを強調しています。
イギリスのラーブ外相も13日月曜、「イギリスはEU離脱後に、イランに新たな制裁を行使できる最新の制裁体制を定める」と述べました。
イランのザリーフ外相は、ローブ外相のこの不当な表明に反応し、「イギリスは、外交上の誤りを犯してアメリカの行動を模倣しており、アメリカのテロ行為に盲目的に加担している」と語っています。
この数日間にわたって、テヘランにあるアミールキャビール大学前での不振な行動の組織化と挑発行為を理由に、テヘラン駐在のマケアー英国大使が身柄を拘束されたことから、イランとイギリスの間に緊張が生じています。
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