中国が、新型肺炎を理由とした同国への渡航制限解除を要求
2月 13, 2020 20:44 Asia/Tokyo
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新型コロナウイルス感染拡大
中国が、新型コロナウイルス蔓延を理由とした同国への渡航制限の解除を求めました。
中国・新華社通信によりますと、中国民用航空局は13日木曜、声明を発表し、この種の渡航制限を設けている国々に対し、新型ウイルス対策を目的とした渡航制限の解除と、中国への往来便の再開の可能性を整えるよう求めました。
この声明ではまた、「中国は一部の国々やWHO世界保健機関とともに、新型コロナウイルスの蔓延阻止に向けて緊密に連携し、過去にない措置を講じており、この分野で目覚しい進歩を見せている」としました。
中国民用航空局の発表では、こうした渡航制限措置の継続が同国の航空産業に甚大な被害をもたらす、とされています。
中国での新型コロナウイルスの蔓延により、多くの国が中国への渡航や同国からの入国を制限しており、同時に中国発着の空の便の多くが運航停止となっています。
中華人民共和国衛生部は、これまでにこのウイルスでの死亡者数を1368人、感染者数を5万人以上と発表しています。
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