マレーシア国王が、同国首相の辞表を受理
2月 25, 2020 15:04 Asia/Tokyo
マレーシアのアブドラ国王が、同国マハティール首相の辞表を受理するとともに、新内閣の組閣まで同首相に暫定首相を務めるよう命じました。
マレーシア・バルナマ通信によりますと、その一方でマレーシア連邦警察のアブドル・ハミド・バドル長官は、同国の政治の将来に関する決定がアブドラ国王によりなされるだろう、と語っています。
また、別の報道によりますと、マハティール暫定首相が相率いるマレーシア統一プリブミ党(PPBM)のムヒディン・ヤシン党首は、連立与党の希望連盟PBから離脱する旨を明らかにしました。
希望連盟は、2018年の総選挙を前にマハティール氏の主導により結成され、当時のラザク政権を敗北に追い込み、マハティール氏の政権復帰に成功しています。
マレーシア憲法では、国王が政府の最高権威者とされ、同国議会で過半数の信任を得た人物を首相に任命します。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ