2月 25, 2020 19:28 Asia/Tokyo
  • イラクのアサド米空軍基地へのイランのミサイル攻撃
    イラクのアサド米空軍基地へのイランのミサイル攻撃

アメリカ国防総省の関係者が、イランのミサイル攻撃による犠牲者数の隠蔽工作を正当化し、これを不可避だとしました。

アメリカ統合参謀本部の外科医ポール・フレドリクス氏は、インターネットサイト・ディフェンスワンのインタビューで、在イラク米アサド空軍基地へのイランのミサイル攻撃によるアメリカ側の被害者数が当初は隠蔽され、五月雨式に公開されたことへの批判に反論し、「TBI外傷性脳損傷の症状は多くの場合、個人差があって、頭痛やめまい、記憶障害、意思疎通不能や集中力の欠如といった様々なものが含まれる」と述べました。

そして、矛盾した見解を続け、「イランによるミサイル攻撃の後、アメリカ兵全員が定められた法規にそって医師の診断を受けた」としました。

アメリカのトランプ大統領とそのほかの政府関係者は、先月8日のイランによるアサド空軍基地への攻撃後、「全ては正常だ。アメリカ側は全く被害を受けていない」と主張していました。

アメリカ国防総省はその後、五月雨式に数回にわたって多数のアメリカ兵が外傷性脳損傷を受けたことを明らかにしてきました。

また、初めて事実を公表した際には、イランの軍事攻撃でアメリカ兵11人が脳震盪を起こしたとしていましたが、最近になってアメリカ兵110人が外傷性脳損傷を起こしていた事実を認めています。

多くの調査から、イランの報復攻撃でアメリカ兵が死亡したのが確実視される中、アメリカ政府はその事実を認める意向はないようです。

 

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