マハティール氏が再びマレーシア首相に立候補
2月 29, 2020 20:43 Asia/Tokyo
先日マレーシア国王へ辞表を提出した同国のマハティール前首相が、再び首相に立候補する意向を明らかにしました。
ファールス通信によりますと、現在暫定首相を務めるマハティール氏は29日土曜、与党政治連合・希望同盟のメンバーらと会談を行い、「マレーシア国会議員の十分な人数の支持を受け、再びマレーシア首相に立候補する」と表明しました。
希望同盟は、現在のマレーシア国内における対立を回避するため、マハティール前首相が再度立候補するのを完全に支持すると表明しました。
希望同盟は、2018年の総選挙を前にマハティール氏の主導で結成された政党連合で、選挙では当時のラザク政権を破り、マハティール氏が再び政権に返り咲くことになりました。
マレーシア首相として立候補するには、222人の国会議員のうち少なくとも112人の支持を得る必要があります。
マレーシアのアブドラ国王は5日前、マハティール前首相の辞表を受理しましたが、同首相に新首相が決まるまでの間、暫定首相を務めるよう命じていました。
マレーシアの政治危機は、マハティール氏の支持者らが、希望同盟の一員である人民正義党のアンワル・イブラヒム総裁を後任者として新同盟を結成するのを妨げようとの動きを見せた後から、次第に激しさを増しています。
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