米国務長官が、国連を通じての対イラン支援案を主張
3月 19, 2020 18:34 Asia/Tokyo
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ポンペオ米国務長官
アメリカ政府は、新型コロナウイルス蔓延の中で対イラン経済テロを続行しているにもかかわらず、国連諸機関を通じての対イラン支援案を主張しました。
イルナー通信によりますと、ポンペオ米国務長官は18日水曜、あるメディアのインタビューで、「我々は、イランおよび北朝鮮と深い対立を抱えているが、これらの国の国民にとってよりよい状況を生み出すために真剣に努力する」と語っています。
また、「我々は、北朝鮮およびイランの双方に対し、必要な支援の提供を提案しており、国連諸機関や他国を通じてこれらの国に便宜を送付する用意がある」と述べました。
さらに、干渉的な発言の中で、イランへの支援提供には、二重国籍を持つ囚人の釈放が条件だとしました。
WHO世界保健機関のテドロス事務局長も、17日火曜にポンペオ長官と電話会談し、新型コロナウイルス対策に関してイランが支援を必要としていることを強調しています。
イランのザリーフ外相は最近、国連のグテーレス事務総長に対する書簡において、人道に反するアメリカの対イラン制裁を、国際社会が看過していることを批判し、これらの制裁の解除の必要性を強調しました。
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