新型肺炎
マレーシアが新型ウイルス対策に軍を配備
3月 23, 2020 19:49 Asia/Tokyo
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マレーシアでの新型ウイルス
マレーシア政府が、新型コロナウイルス対策の一環で移動制限措置を実施するため、国内各地に軍を配備しました。
ロイター通信によりますと、マレーシア政府は22日日曜、2週間に及ぶ軍の配備命令を発しました。
同国ではイスラム団体の大規模な集会がきっかけで集団感染が発生し、現在東南アジアでは新型コロナウイルス感染者が最も多い国となっています。
マレーシア軍は、同国で出された移動禁止令が完全に守られるよう、全土で警察と連携して道路の規制や広範囲の巡回にあたるということです。
この報道では、マレーシア国内でこれまでに1306人にのぼる新型コロナウイルス感染が確認され、11人が亡くなったとしています。
こうした中、シンガポールとベトナムでは、外国人に対する入国禁止措置が始まっています。
東南アジアでは今月に入ってから新型ウイルス感染者が増加しています。インドネシアでは、このウイルスによる死者が新たに10人増え、計48人となりました。
フィリピンでも新型ウイルスによる死者が8人増え、合わせて33人となっています。
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