北朝鮮高官が、米国との関係において均衡の原則を強調

3月 26, 2020 15:14 Asia/Tokyo

国政に大きな影響力を持つ北朝鮮指導者の妹が、米朝関係の前提条件として正義と均衡の必要性を強調しました。

金正恩朝鮮労働党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン）氏は25日水曜、「北朝鮮とアメリカの両国間に行動のレベルにおける均衡が遵守され正義の原則のレベルの均衡が保たれていなければ、両国関係は成り立たない」と語りました。

金正恩最高指導者の妹による演説は、北朝鮮の公式筋がトランプ米大統領から金正恩氏に対し新型コロナウイルス対策のための支援要請がなされたことが公表された後で行われました。

北朝鮮はこれまでのところ、中国と国境を接しているにもかかわらず、新型コロナウイルスへの感染例を発表していません。しかし専門家たちは、北朝鮮は感染者を確認しているがその統計の公表を渋っていると主張しています。

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