在韓米軍
ロイター通信、「米韓の軍事協力が暗礁に」
4月 11, 2020 17:32 Asia/Tokyo
ロイター通信が、アメリカと韓国の軍事協力が暗礁に乗り上げていることを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、韓国側が在韓米軍の駐留経費負担の13%増額を提案する一方で、米側はさらに大きな割合の負担を求めており、これが両国の軍事協力の障害となり、米韓同盟の崩壊につながりかねないとしています。
この報道によれば、米国が韓国側の提案に応じない姿勢を見せる中、新型コロナウイルス蔓延により両国の軍事態勢が脅威にさらされています。
米国は現在、およそ2万8500人の軍隊を韓国に駐留させており、駐韓米軍の目的はあくまでも北朝鮮に対する抑止力保持と中国をけん制しアジアで勢力を維持することにある、と主張しています。
トランプ米大統領は、オーストラリアにも勝る豊かな経済国の韓国が米軍駐留のお陰で多くの利益を得ている一方で、米側は韓国の不当な要求に遭遇していると主張しています。
この報道がなされる中、数日前に韓国民衆民主党が同国にある米軍基地の前に集結し、在韓米軍の撤収を訴えました。
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