OPECプラス、日量970万バレルの減産で最終合意
4月 13, 2020 20:15 Asia/Tokyo
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OPEC
OPEC石油輸出国機構の加盟国と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が12日日曜、原油価格の底上げを目的に、今年5月と6月の生産枠を日量970万バレル減産することで合意しました。
IRIB通信によりますと、今回の削減量は世界の石油輸出量の10%に相当します。
イランのザンゲネ石油相は、OPECプラス会合の終了後、「12日夜の会合は、9日と10日の会合の続きとして行われた。それらの会合ではメキシコの反対により、1000万バレルの削減という最終合意は得られていなかった」と語りました。
23カ国が参加した12日のOPECプラスの会合は、新型コロナウイルスの影響でテレビ会議形式で行われました。
この数週間、原油価格は新型コロナウイルスの蔓延とロシアーサウジアラビア間の価格戦争の影響で急落し、ここ18年で最低に落ち込みました。
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