中国が、国内での黒人に対する人種差別を否定
(last modified Mon, 13 Apr 2020 20:46:09 GMT )
4月 14, 2020 05:46 Asia/Tokyo
  • 中国が、国内での黒人に対する人種差別を否定
    中国が、国内での黒人に対する人種差別を否定

中国外務省が、同国広東省広州当局が黒人にすげない対応をしたとするアメリカの疑惑提示を否定しました。

ロイター通信によりますと、中国外務省は13日月曜、声明を発表し、「アメリカは、中国アフリカ諸国の関係をかく乱する目的で、こうしたデマ疑惑を拡散している」と表明しています。

これ以前にも、広州にあるアメリカ領事館がアフリカ系アメリカ人や黒色人種アメリカ人に対し、広州市内では人種差別的な対応が広まっていることから、この地区への渡航・入域を控えるよう求めています。

アメリカは、中国当局が広州市内での新型コロナウイルス対処の際に、黒人に対し差別的な対応をとっていると主張していました。

こうした中、アメリカでは国内での人種差別が原因で、新型コロナウイルスによる黒人の死亡者数が白人よりも多くなっています。

アメリカの新聞ワシントンポストは最近、「アメリカの各州や地域、各都市からこの数週間に発表された新型コロナ関連の統計数は実に懸念津べきものであり、ミシガン州シカゴの総人口の30%を黒人が占めている一方で、同市内での新型コロナウイルスによる死亡者の70%が黒人である」と報じました。

 

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