ロシア外相、「米はコロナ問題の政治利用を止めるべき」
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ロシアのラブロフ外相が、新型コロナ危機の政治利用および、WHO世界保健機関への攻撃に関して警告しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 15, 2020 05:03 Asia/Tokyo
  • ラブロフ外相
    ラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相が、新型コロナ危機の政治利用および、WHO世界保健機関への攻撃に関して警告しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ラブロフ外相が記者会見でこの表明を行ったのは、トランプ米大統領WHO世界保健機関中国への肩入れを理由に非難し、同組織に対するアメリカの支援の打ち切りの可能性について語った後のことです。

ラブロフ外相はまたこの記者会見で、WHOの行動を正当なものとして擁護するとともに、「統計から、WHO新型コロナウイルスのパンデミック化に対処するために、効果的な措置を講じたことが見て取れる」と述べました。

さらに、「アメリカは、WHOの予算のかなりの割合を確保、負担している」とし、「WHO内の役職の多くをアメリカ人が占めている」としています。

ラブロフ外相のこの発言がなされた一方で、WHOに対するアメリカの責任者の最近の口頭での攻撃を受け、同組織のアダノム事務局長は脅迫状を受け取っていることを明らかにしました。

アダノム事務局長はこれ以前にも、スイス・ジュネーブにあるWHO本部での記者会見で、最近2,3ヶ月間に脅迫や人種差別、侮辱などの対応を受けていることを明らかにしています。

 

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