米NY原油先物、史上初のマイナス価格 保管場所の限界で
4月 21, 2020 10:44 Asia/Tokyo
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米国産原油価格が下落
アメリカの原油先物価格が、世界の原油市場での需要減退と貯蔵スペースの限界により、買い手側に報酬を支払うマイナス価格になるという異常事態となりました。
英ガーディアン紙によりますと、アメリカで現地時間20日月曜、ニューヨーク原油市場の先物価格が史上初めてマイナス価格で取引を終えました。
18ドルからマイナス37ドル63セントへの55ドルを超える価格下落は、アメリカの原油生産企業の貯蔵スペースの能力が限界に達していることが原因です。
世界の原油市場では、新型コロナウイルスの感染拡大によって需要が急激に落込みました。原油生産企業は活動の継続とコロナ禍終息後の経済回復への望みから、米沖にある大小のタンカーを借り上げるなどして原油を貯蔵してきました。
しかしこれらの貯蔵スペースも限界となり、原油生産企業は、買い手側に報酬を支払って余剰の原油を引き受けてもらうことを余儀なくされています。
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