中国の北朝鮮レストランが、最高指導者「健康不安説」の中で営業を再開 
(last modified Tue, 28 Apr 2020 11:53:49 GMT )
4月 28, 2020 20:53 Asia/Tokyo
  • 中国の北朝鮮レストラン
    中国の北朝鮮レストラン

北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の健康不安説が中国のSNSを中心に広がる中、中国国内の北朝鮮レストランが本格的に営業を再開する動きを見せています。

中国北京からの28日火曜のヨンハプ通信によりますと、北京の韓国人が集まる地域の大型レストランや、遼寧省瀋陽と丹東の北朝鮮レストランが一部営業を再開しました。

北京の北朝鮮レストランは、中国での新型コロナウイルスの感染拡大により今年1月末に非常事態が宣言されてから全て休業していました。

北京の消息筋は、「北朝鮮で大きな問題が生じれば中国のレストランも通常通り営業するのが難しいだろうが、新型コロナウイルスが収束しつつあることで本格的に営業を始めたことから、北朝鮮内部に特異な動向はないように見える」と述べています。

中国外務省の耿爽副報道局長は、北朝鮮への物資輸送に関して「新型コロナウイルスの発生以降、赤十字社など国際機関が北朝鮮に医療装備を援助し、中国も万一に備えて北朝鮮に検査キットを提供した」と明らかにしています。

しかしながら、キム委員長の健康状態は極秘事項であり、北朝鮮住民の動きなど国境付近の地域の状況だけでは健康不安説の正否を判断するのは難しいとの指摘も出ています。

 

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