パキスタン陸軍参謀長、「アフガン戦争での対米協力は誤りだった」
May 09, 2020 19:35 Asia/Tokyo
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バジュワ陸軍参謀長(右)とハリルザド特使
パキスタンのバジュワ陸軍参謀長は、アメリカによるアフガン侵攻にパキスタンが加担したことが、同国に大きな打撃を与えたとしました。
パキスタンのテレビは、バジュワ陸軍参謀長が米国の駐パキスタン・ザルマイ・ハリルザド・アフガン担当特使との会談において、「アフガン戦争へのパキスタンの参戦は、平和と安全の樹立は軍事手段では不可能であることを証明した」と語りました。
また、アフガン和平は、パキスタンの安全保障において注目に値する役割を担っているとし、アフガニスタンに平和と治安がもたらされれば、わが国の国境地帯も安全となるだろう」と述べました。
ハリルザド特使は、カタール、インド、パキスタンへの歴訪において、カタール・ドーハで失敗した米国とアフガニスタン反体制派組織タリバンによる和平合意を復活させたい考えです。
米トランプ大統領は、同国大統領選挙を今秋に控え、自らをアフガニスタンに安全保障を打ち立てた人物としてアピールする狙いがあります。
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