日・パキスタン外相が電話会談 カシミール問題をめぐり
May 16, 2020 19:54 Asia/Tokyo
パキスタンのクレシ外相は、日本の茂木外相と電話で会談し、インドの実効支配下にあるカシミール地方を含むこの地域の重要な問題について協議し、意見交換を行いました。
タスニーム通信によりますと、クレシ外相は16日土曜、茂木外相との電話会談にて、「新型コロナウイルスの感染が拡大する中にあっても、インドが実効支配するカシミール地方の危機を忘れてはならない。カシミール地域の人々が多くの問題に直面している」と訴えました。
クレシ外相は、新型コロナウイルスの感染拡大以来、インド軍はカシミール地方のイスラム教徒に対する圧力を倍増させていると強調しました。
インドとパキスタンは、カシミール問題など、複数の事柄で見解が対立しており、インドでモディ政権が誕生して以来、カシミールの人々に対するインドの治安部隊と過激派ヒンズー教徒による弾圧的な攻撃がより激しさを増しています。
インドは過去30年間にわたり約10万人のカシミールの人々を殺害、さらに1万人が行方不明とされています。
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