フランス街頭に「黄色いベスト」デモが戻る
May 17, 2020 19:07 Asia/Tokyo
報道各社が、新型コロナウイルスによる行動制限にも拘らず、フランスの一部主要都市に、反政府抗議デモ「黄色いベスト」運動が戻ったことを伝えました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、「黄色いベスト」運動家らは16日土曜午後、フランス政府が10人以上が集まる会合について警告を発しているにも拘らず、同国東部ブザンソン市の革命広場周辺に集結しました。
「黄色いベスト」運動家らはそのまま他のデモ隊と合流し、「黒い春」という名のデモを開催しました。
「黄色いベスト」運動家はこれ以前、フランス語ウェブサイトにて、首都パリやトゥールーズ、モンペリエ、アルビ、リヨンといった都市の主要な広場で抗議行動を行うことを表明していました。
今回のデモは、フランスで今月11日に行動制限の一部が解除されて以降、初めて開催されたデモです。
「黄色いベスト」運動は2018年11月からフランスで始まり、現在まで続いています。
この運動では、マクロン大統領の退任も求められています。
フランス警察は「黄色いベスト」運動が始まって以降、これまでに1万人以上のデモ参加者を逮捕しています。
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