黒人市民殺害事件
米首都の警官が特派員に暴行か、オーストラリアが調査要求
オーストラリアのモリソン首相は2日、米首都ワシントンで1日月曜にデモの様子を取材していたオーストラリア人記者2人が警察に暴行を受けた事案について、調査を求めると表明しました。
CNN Businessがシドニーから伝えたところによりますと、モリソン首相はオーストラリアで2日朝に放送されたニュース番組の中で、警官は盾を使って、現場で取材していたオーストラリアの放送局チャネル7ニュースのアメリア・ブレイス米特派員と、フォトジャーナリストのティム・マイアーズさんを追い払った、と語りました。
現場を撮影した映像には、警官が盾でマイアーズさんの体を殴り、こぶしでカメラを殴る様子が映っています。続いて別の警官が、壁との間にはさまれて身動きできない状態の2人に対して移動を命じ、警棒でブレイスさんの背中を殴ったように見えます。
ペイン外相によると、モリソン首相は2日、在米オーストラリア大使館に連絡を取り、今回の事案について調査するよう指示したということです。
ペイン外相は同日、ABCラジオの取材に対し、「ワシントンの地元当局に関するオーストラリアの強い懸念表明について、さらなるアドバイスを求めたい」と語りました。
アーサー・カルバハウス駐オーストラリア米国大使はツイッターに声明を掲載し、「報道の自由はオーストラリアと米国が大切にしている権利だ。ジャーナリストに対する不当な扱いを深刻に受け止める」としました。
ジャーナリスト保護団体によると、警官に取り押さえられた黒人男性ジョージ・フロイドさんの死を発端として全米に広がった抗議デモでは、報道の自由が侵害された事案が少なくとも125件報告され、逮捕されたジャーナリストは少なくとも20人に上っています。
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