インド軍により、カシミール地方でイスラム教徒18名が死亡
6月 04, 2020 18:54 Asia/Tokyo
インド軍が、パキスタンと領有権を争っているカシミール地方のイスラム教徒18人を銃殺しました。
カシミール地方の情報筋によりますと、インド軍はこの数日間にカシミール地方のイスラム教徒への弾圧を激化させており、インド政府が実効支配下に置く同地方の各地で、3日の間にイスラム教徒18人を殺害しています。
この報告によれば、インド軍はカシミール地方の民家をも破壊し、女性や子どもに暴行を加えて負傷させたということです。
インド軍はさらに、カシミール地方の若者らを逮捕し、刑務所に移送しました。
インドはこれまで長年にわたり、軍隊を配備してカシミール地方の一部を実効支配し、過去30年間にわたって数万人を殺害しています。
カシミール住民は、この地域の帰属を決定する国民投票の実施、という国連安保理の決議の施行を求めていますが、インド政府は常にこの措置に反対しています。
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