原油価格が、OPECプラス会合日程調整により再び下落
6月 04, 2020 20:14 Asia/Tokyo
国際原油価格が4日木曜、OPECプラス会合をめぐる先行き不透明さを背景に値下がりを見せています。
ロシアのスプートニク通信によりますと、国際原油価格は日本時間13時53分の時点で、北海ブレント原油先物8月限が1.48%安の1バレル=39.2ドルまで値下がりしました。またWTI先物7月限は、2.06%安の1バレル=36.52ドルで取引されています。
現在投資家の注目は、6月のOPECプラス会合に集まっています。当初、会合は今月9-10日の開催を予定していましたが、減産合意にもとづき7月の供給計画を組むため、4日木曜への日程変更に向けて協議が始まっていました。しかし3日水曜になり、協調減産の目標量に関して一部諸国が順守していないことをめぐり協議が難航し、4日の開催は見送られる可能性があるとの情報が流れていました。
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