黒人市民殺害事件
75歳男性を突き倒した疑いで米警官2人停職、57人が抗議のチーム辞任
米ニューヨーク州バッファローで、デモに参加中の75歳男性を突き倒したとして警官2人が停職処分を受け、これに抗議した警官57人が緊急対応チームを辞任する事態となりました。
米CNNによりますと、今回の事態については、事情に詳しい情報筋が5日明らかにしたということです。
ニューヨーク州のクオモ知事は警官2人の行為を「とうてい正当化できず、全く不名誉なこと」と非難しました。突き飛ばされた男性は重傷を負っており、調査が進められています。
デモを撮影した4日の動画には、警官の隊列が男性に歩み寄り、そのうち2人が男性を押す様子が映っています。男性が頭から歩道に血を流すのを横目に、警官らはそばを通り過ぎ、中には男性のことを見下ろしている警官もいます。
デモは市内の広場で行われたもので、米国各地のデモと同様、黒人男性が警察の拘束下で死亡した事件をめぐり人種的正義を求める内容でした。辞任した警官57人は緊急対応チームの職を辞したものの、警察を退職したわけではありません。
バッファロー警察組合は地元メディアの取材に、この57人について「単に命令を実行しただけの同僚2人が処分を受けたことに憤りを感じ、辞任した」としています。
突き倒された男性の身元については、クオモ知事の事務所が明らかにしており、男性は重傷で入院中ですが、容体は安定しているということです。
一方、バッファローのブラウン市長は、停職となった警官2人が適切な手続きを受けることを望むと表明し、「免職処分は求めない」としました。負傷した男性については「昨晩、彼はあの場所を離れるよう何度も要請されていた」と述べました。
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