ドイチェ・ヴェレ、「米警察の暴力は奴隷制時代をほうふつとさせる」
(last modified Mon, 08 Jun 2020 12:02:47 GMT )
6月 08, 2020 21:02 Asia/Tokyo
  • 米警察の暴力
    米警察の暴力

ドイツの国営放送局ドイチェ・ヴェレは、「米警察の激しい暴力は、同国が奴隷制時代にあった支配者たちの行動をほうふつとさせる」と報じました。

ドイチェ・ヴェレのニュースサイトは、記事の中で、「米国の警察にはめったに監査が行われない巨額の予算が割り当てられている。同国の法律は警察職員に大きな特権を与えている」と記しました。

この記事によりますと、米カリフォルニア州ロサンゼルス市は、警察に多額の予算が割り当てられている唯一の都市ではなく、他の多くの州や都市でもこの傾向は特異なものではありません。

ドイチェ・ヴェレは、米社会では警察の暴力が容認されているだけでなく、トランプ米大統領は奨励することさえしている、と指摘しています。

この1週間、米国の各都市では白人警官の暴力で黒人男性が死亡した事件をめぐり、人種差別に抗議する大規模なデモが行なわれています。

ヨーロッパの多くの都市にまで広がっている抗議行動は、先月25日、米国の白人警官がミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんを窒息死させた事件をきっかけに始まりました。

 

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