国連が、米国警察の構造改革を要請
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国連の人種差別撤廃委員会は、米国における警察システムの構造的な人種差別を排除するため、ただちに改革に取り組むよう要請しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 13, 2020 13:44 Asia/Tokyo
  • 国連も米警察の改革に言及
    国連も米警察の改革に言及

国連の人種差別撤廃委員会は、米国における警察システムの構造的な人種差別を排除するため、ただちに改革に取り組むよう要請しました。

イルナー通信によりますと、人種差別撤廃委員会は12日金曜、声明を発表し、米国政府、政府関係者、地方自治体関係者に、人種的な動機による犯罪被害者の権利を踏まえ、警察と刑事司法制度における不平等な人種差別または構造的差別を排除するために、即時かつ適切な改革を実施するよう求めました。

これに先立ちバチェレ国連人権高等弁務官は、米国の人種主義を「構造的」と表現して非難し、同国全土での抗議の状況を取材中の記者らに対し、前例のない襲撃が行なわれたことについても強い懸念を表明していました。

バチェレ氏は、「丸腰の米国黒人の殺害停止を訴える声が聞き届けられなければならない。それと同時に、社会を堕落させた人種差別的な組織や構造の終焉を望む声にも耳を傾けなければならない」と語りました。

米国では、先月25日にミネアポリスで白人警官によるフロイドさん殺害事件が発生して以降、2週間以上にわたり抗議活動が続いています。警察は抗議者の鎮圧に車両や武器などを導入しており、その非人道的な行為にも非難が集まっています。

 

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