米トランプ大統領が宣言「もうサッカー代表の試合は見ない」
6月 15, 2020 14:01 Asia/Tokyo
米国のトランプ大統領は、同国サッカー代表の試合はもう見ることはないと宣言しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、国歌斉唱時に選手が片膝立ちをすることを米サッカー連盟(USSF)が許可したことに対し、トランプ大統領が反応を示し、この発言になったようです。
トランプ大統領はツイッターに「もう彼らの試合は見ない」と投稿しました。
今週、USSFは国歌斉唱時の選手の直立を定めた規則を変更しました。この規則は2017年、女子代表のメーガン・ラピーノ選手が国歌斉唱時に片膝をついたことを受け、(片膝立ちは)禁止行為として連盟規定に採用されていました。
今回のUSSFの規則変更は、この2週間、黒人男性ジョージ・フロイドさん死亡をきっかけに全米各地で抗議デモが続いていることを背景に行われました。ジョージ・フロイドさんは5月25日、ミネアポリスの白人警官に拘束された際に、首を押さえつけられて死亡しました。
抗議表明の印として国歌斉唱時に片膝立ちをする伝統は2016年に始まり、アメフト「サンフランシスコ」チームのコリン・キャパニック選手が米国の人種差別や黒人に対する警察の暴行に対し注意喚起として、このポーズをしたことに由来します。
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